「このままで大丈夫なのか」から始まった──

こんにちは。西東京市・東伏見駅から徒歩3分の学習塾、「学び舎 子どものみかた」 の深松です。

今回は、学び舎子どものみかたに入塾した理由と、入塾での変化についてです。実際、生徒・保護者の方が話していたことをもとに綴っていきますね。

学び舎子どものみかたが選ばれる本当の理由

「家から出るきっかけがほしかった」
「勉強の遅れが気になっていた」
「やる気がないように見えて、どう関わればいいかわからなかった」

学び舎子どものみかたに寄せられる入塾のきっかけは、決して華やかなものではありません。
むしろ、多くの保護者の方が口にされるのは、

『このままで大丈夫なのだろうか』

という、静かで切実な不安です。

私たちは、その不安を「問題」だとは考えていません。
それは、子どもの成長を本気で願っているからこそ生まれる、自然な気持ちだからです。

やる気がないのではなく、動き出せないだけ

「うちの子、やる気がなくて……」

これは、入塾前によく聞く言葉です。
ですが学び舎子どものみかたでは、
やる気は最初からあるものではないと考えています。

人は何かを始めて5分ほど経つと、慣性の法則のように「続けよう」とする力が働きます。
つまり、やる気は“始めてから”生まれるもの。

だから私たちは、
「やる気が出たらやろう」ではなく、
「まず5分だけやってみよう」
という関わりを大切にしています。

5分やってみてつらければ、休んでもいい。
体調を整えて、また5分から始めればいい。

この小さな積み重ねが、
「できた」「続いた」という実感につながり、
少しずつ学びへの向き合い方を変えていきます。

計算ミスが多かった子が変わった理由

ある子は、計算ミスが非常に多く、
「わかっているのに間違える」ことに強い苦手意識を持っていました。

そこで徹底したのは、特別なテクニックではありません。

・暗算に頼らない
・必ず筆算で書く
・途中式を省かない
・どこで間違えたかを自分の目で確認する

丁寧にやることを、丁寧に続ける
その積み重ねが、基礎計算力を少しずつ支えていきました。

PDCA表が育てる「自分で学ぶ力」

学び舎子どものみかたでは、
自己学習の計画を立てること自体を、学習の一部と考えています。

授業の終わりに、
次の通塾日までの課題について、

・何を
・いつ
・どのくらい

やるのかを、PDCA表に書き込みます。

最初は先生と一緒に。
やがて自分のペースがわかり、
無理のない、でも甘すぎない計画を立てられるようになります。

計画通りにいかない日があっても構いません。
立て直し、やり直すことそのものが学びです。

この経験が、
自己管理力・計画力・レジリエンス(立ち直る力)
を育てていきます。

「漢字が苦手」だった子の大きな変化

6年生になる頃、
漢字に強い苦手意識を持っていた子がいました。

私たちが大切にしたのは、
何回書かせるかではなく、どう出会わせるか

社会でよく使われる漢字は、
学年に関係なく板書や配布物で積極的に使用しました。

大量の書き取りはしません。
間違えたら、もう一度練習する。
回数は決めません。

すると、ある日から漢字についての質問が増え、
6年生の春には、

「先生、わたし、漢字得意かもしれない」

という言葉が出てきました。

学びは、教室の外でも育っていく

その子は、
漫画や小説、ドラマ、歌の歌詞など、
日常の中で言葉に触れることを楽しむようになっていきました。

「それでいい」
「わからなければ辞書で調べればいい」

学びを“義務”ではなく“興味”として扱うことで、
知識は自然と定着していきます。


家から出るきっかけとしての入塾

別の子が入塾した理由は、

「家から出るきっかけがほしかった」

というものでした。
勉強の遅れや、書字への苦手意識もあり、
不安を抱えながらのスタートでした。

その子もまた、
「できない」ではなく「どうすればできるか」を積み重ね、

今では学校にも通えるようになり、

「勉強、私、得意な方かも」

と話すまでに成長しています。

感情と行動を分けて考えるということ

嫌なことがあっても、
気分が落ち込んでも、

やるべきことは淡々とやる

私たちは、感情に過度に同調せず、
それでも気持ちは認めながら、
やるべきことに戻る姿勢を大切にしています。

この関わりが、
子ども自身の「波をコントロールする力」につながっていきます。


学び舎子どものみかたが選ばれる理由

それは、特別な教材があるからでも、
厳しい管理をするからでもありません。

・子どもを一面的に見ないこと
・できない理由を一緒に考えること
・成長のペースを信じること

私たちは、
子どもが自分で成長していく力を信じています。

その力を信じ、待ち、支える場所。

それが、学び舎子どものみかたです。


これからも私たちは、
子どもの「見方」であり、
いつでも「味方」であり続けます。

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